が分かります。
幼稚園、保育園への入学を控えられているお母さまはしっかりとこの記事を読んで小学校のことを理解しておいてくださいね!
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後藤謙尚(ごとう けんしょう)
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そもそも幼稚園とは?保育園とは何?
そもそも幼稚園とは一体何で、保育園とは何なのでしょうか?
幼稚園(ようちえん)
幼稚園は、満3歳から小学校就学までの幼児を教育し、年齢に相応しい適切な環境を整え、心身の発達を助長するための教育施設。
保育園(ほいくえん)
一方保育園は正しい名称としては、「保育所」といい、保育所における保育では養護と教育が一体となって展開される。
厚生労働省の保育所保育指針という文書では、保育に欠ける子どもの保育を行い、
その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならない。と記載されています。
幼稚園と保育園9つの違い
今回は文部科学省が発表した「幼稚園と保育所の一元化」と資料をもとに幼稚園と保育園の違いについて見ていきたいと思います。
項目 | 幼稚園 | 保育園 |
①目的 | 幼児を保育し,適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること | 日々保護者の委託を受けて,保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること |
②役割 |
満3歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児を対象に教育を行う 学校である。 | 保護者の就労等により保育に欠ける乳児又は幼児等を保育する児童福祉施設である。 |
③入園手続き | 就園を希望する保護者と幼稚園設置者の契約による。 |
保育に欠ける乳幼児をもつ保護者が保育所を選択し,市町村に申し込む。 |
④1日の教育時間 | 4時間を標準として各園で定める。 (39週以上) |
8時間を原則とし,保育所長が定める。 (約300日) |
⑤長期休業日 | 夏休み,春休み等の長期休業日がある。 |
長期休業日はない。 |
⑥保護者の負 担 |
設置者の定める入園料,保育料等を納める。 |
市町村ごとに家庭の所得等を勘案して設定された保育料を納める |
⑦運営費 |
設置者が負担する。(ただし,私立幼稚園に対しては,経常費助成が行われている。) |
運営に要する経費のうち,保護者からの徴収金を除く額の1/2を国が,1/4を都道府県が,残り1/4を市町村が負担する。 |
⑧教諭・保育士の資格 | 幼稚園教諭普通免許状 |
保育士資格証明書 |
⑨予算額 | 504億円 | 4780億円 |
出典:文部科学省
このように幼稚園と保育園ではたくさんの違いがあります。この他にも保育園は0歳児から利用可能ですが、幼稚園は満3才児からになります。
保育園は保護者さんが仕事をしている人が前提になりますが、幼稚園は仕事をしているかどうかは問われません。
また管轄も幼稚園は文部科学省ですが、保育園は厚生労働省ですので基本的な目的や方針が変わってくることを理解しておきましょう。
幼稚園教諭と保育所保育士の違い
項目 | 幼稚園教諭 | 保育所保育士 |
資格 | 幼稚園教諭普通免許状 | 保育士登録証への登録 |
根拠法令 |
教育職員免許法 | 児童福祉法 |
資格試験 | なし | 保育士資格試験による取得が可能 |
職 場 | 幼稚園 | 保育所・乳児院・母子生活支援施 設・児童養護施設 |
出典:文部科学省
幼稚園と保育園が違うことにより、働いてる先生も異なってきます。
一番大きなところは保育士は国家資格が必要になってきますが、幼稚園教諭は必要ないというところです。
幼稚園か保育園なのかを選ぶ基準

幼稚園が適しているのか、保育園が適しているのかは
- どの程度仕事をされているか
によって大きく左右します。
一般的に保育園は保育が出来ない親御さんをサポートするために利用する施設となっています。
保育園では入園審査があるところもあり、入園希望者の多くがフルタイム通勤、共働き、核家族、産前産後であることが多いです。
一方幼稚園は満3歳になれば入園することが出来ます。
ですので、両親ともに朝からよるまでお仕事をされている場合は保育園がオススメかもしれません。
幼稚園よりも保育園の方がママ友関係が楽という声も
保育園の方がラクだからだと思いますよ。
育休中でも幼稚園より預かり時間長いし、役員や行事の負担も幼稚園より少ないし、ママ友関係も保育園の方がさっぱりしてるだろうし育休中でも預けられる自治体もあります、私の知人も育休中に上の子(当時2~3歳)保育園に預けて厄介払いしてましたよ、専業主婦なら上の子も家で見るのにねぇ(笑)
出典:ヤフー知恵袋
保育園では幼稚園のようにママ友関係で問題になることが少ないという面白い声もありました。
幼稚園と保育園違いと向いている家庭について【先生からの視点】
実際に幼稚園と保育園の先生から見て、どのような違いがあるのかについて聞くと
- 保育園は選択することが難しい
- 幼稚園の中でもフルタイムで働く家庭は一部
といった事実があるみたいです。
先ほどもお話したように幼稚園は満3歳になると入園することができますが、保育園は自治体の判断によって選考で落選してしまうことも多いようです。
幼稚園では基本的に9時から14時までが基本で、それ以降も預けることは出来ますが多くのお子さまは幼稚園が終わる時間に帰ってしまうので、子供によっては寂しさを感じる子もいるようです。
また幼稚園の場合、夏休みなどの長期休暇もありますので、お友達と会えない中通学することが辛いと感じてしまうこともあります。
フルタイムで働いていて、幼稚園に通わせる場合はそのあたりをケアしてあげる必要があるということです。
幼稚園と保育園、費用面ではどちらが安い?
保育園の平均費用は月2万円
厚生労働省の調査によると保育園の費用は平均で月2万1,138円でした。
月額保育料 | 割合 |
1万円未満 | 21.9% |
1万円以上2万円未満 | 24.0% |
2万円以上3万円未満 | 31.4% |
3万円以上4万円未満 | 14.1% |
4万円以上5万円未満 |
5.3% |
5万円以上6万円未満 |
2.3% |
6万円以上7万円未満 |
0.7% |
7万円以上 |
0.3% |
出典:厚生労働省
保育園の費用は所得に応じて変化するので、所得が少ない場合は1万円以下に、所得が高い場合は7万円以上になることがあります。
また、同じ保育園に兄弟や姉妹がいる場合は2人目は半額、3人目は無料という保育園もあります。
幼稚園の費用は1万円〜4万円
私立幼稚園なのか、公立幼稚園なのかにもよりますが、幼稚園の相場費用は1万円から4万円です。
公立の場合は平均が12,000円ほど、私立の場合は約3、4万円の費用がかかってきます。
幼稚園の場合は
- 入園金
- 送迎バスの費用
- 預かり保育の費用
など保育園にかかってこない費用がかかってきます。
入園金だけで私立で10万円する程度かかるところもあるのでしっかりとチェックしておきましょう。
幼稚園・保育園が無償化に?

出典:内閣府
2019年10月から幼児教育・保育の無償化がスタートされることが内閣府によって発表されました。
「私の家は適応されるのか?」と不安になっている家庭もあると思いますので、条件などを見ていきたいと思います。
主な内容としては
- 幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全ての子供たちの利用料が無料になります。
- 0歳から2歳までの子供たちについては、住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。
- 幼稚園、保育所、認定こども園に加え、地域型保育、企業主導型保育事業(標準的な利用料)も同様に無料になります。
となっています。
幼稚園については月額上限は2.57万円で、満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間です。
また、幼稚園の預かり保育に関しても最大月額1.13万円の無償化のサービスがありますが、「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。
詳しいことはお住まいの自治体のホームページに「幼児教育・保育無償化」を受けるために必要な手続きというものが公開されていると思いますので確認してみてください。
保育園から幼稚園に転園する際の注意点

少し無償化のお話で話がそれてしまいましたが、3歳までは保育園でそれから幼稚園に転園するケースも多いので、
その転園に関する注意点についてふれていきたいと思います。
保育園になくて幼稚園にあるものを考えると
- 教育をメインとした時間
- 親同士が出会う機会
- 友達づくり
などがあげられます。保育園はあくまで「保育」が目的ですので、読み書きなどをする時間は幼稚園の方が比較的多いです。
また、幼稚園からその校区の小学校に進学した際に保育園から進学した子は友達が0の状態からスタートすることになります。
そういった理由からお子さまのことを考えて、幼稚園に進学される方もおられるようですね。
お子さまにあった園を選択しましょう
幼稚園と保育園の違い。いかがでしたでしょうか?
ともにメリット・デメリットがあり、あなたのご家庭にあった選択をされることが一番です。
親御さんの都合でどうしようもないこともありますが、できるかぎりお子さまの意見を尊重して決断してあげてくださいね。
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