小学生の頃にランドセルを背負った経験があると思います。
最近は変わった色や凝ったデザインも見かけるようになり定番のスタイルから抜け出して進化してきています。
今、海外でランドセルが流行しているのを知っていますか?
その実態と理由について見ていきましょう。この記事を読むと
が分かります。では見ていきましょう!
また入学式を控えていて「ランドセルどうしよう。。」と悩まれている場合は『ランドセルおすすめランキング15選【2020年3月最新版】』をお読みください。来年2021年のランドセルは入学式の1年前~1年半前の今月に購入されることがオススメです。
後藤謙尚(ごとう けんしょう)
よりお子さまに合ったランドセルを知ってもらうために、関西、関東を中心に60社以上のランドセルメーカーを徹底的に分析。実店舗に足を運び、ネットだけでは手に入れられない情報を発信していきます。



海外でランドセルが流行した理由とは?

出典:東洋経済
アメリカの女優ズーイ・デシャネルさんが身に付けたことが流行の始まりといわれています。
彼女が愛用しているのは可愛らしい赤いランドセルです。
大人が身に付けると子どもっぽい印象を与える気もしますが、彼女は颯爽と肩に背負いおしゃれアイテムとして見事に取り入れています。
彼女は愛用する理由について「おしゃれだから」「丈夫そうだから」と話しています。
海外では主に20代から30代の若い男女に人気があります。
購入するために日本に来日する外国人もいるほどです。
特にフランスでの人気がすごく、買い物した野菜を入れたり、背負ったままパリの街中をローラースケートで走り抜けたりと違和感なく溶け込んでいる印象を受けます。
このような背景には日本のアニメ文化の影響もあるようです。
作品の中に登場したり、アニメキャラクターがランドセルを背負っていたりするので日本の文化に興味を持った人が多かったのでしょう。
小さなことでも日本について関心を持ってもらえたということは嬉しいですね。
大人もランドセルを背負ってみよう!

出典:土屋鞄
日本でも大人のために作られたランドセルがあります。
土屋鞄製作所では新しいビジネスバッグとして販売されています。
見た目はスタイリッシュで色もブラックとブラウンの二種類があります。
素材はヌメ革を使用し、高級感あふれる風合いと使うほどに艶が深みを増してくるその質感が心地よい感じのする一品です。
箱型で大きさもちょうど良く、A4ファイルやノートパソコンを収納できる優れものです。
日本では小学生の持ち物というイメージが定着していて、背負うには勇気がいりそうですが、このデザインならビジネスシーンでもおしゃれに決まりそうです。


ランドセルを子供が背負っているのは日本だけ?
アメリカの女優ズーイ・デシャネルさんが海外でも背負い有名になっているランドセルですが、他の国の子供たちはそもそもランドセルを背負っていないのでしょうか?
今回は
- イギリス
- 韓国
- 中国
の通学かばんについてご紹介します!
イギリスのサッシェル

出典:イギリスのサッシェル
韓国は黒色の通学かばん
韓国では約80%の子供が日本のランドセルによく似た、黒色の通学かばんを使っています。
素材は革製のモノが多いみたいです。

上の画像のように、韓国ではランドセルが大流行しているみたいで小学1年生からランドセルを買う家庭も多いみたいです。
値段は安いものから高いものまであります。
中国はツーパオ
中国はランドセルの文化はあまりなく、「ツーパオ(書包)」と呼ばれる小さめのカバンが一般的に使われているみたいです。
素材は布や革が多く、色のバリエーションも様々です。
中国は国土が広いため、日本よりも通学に時間がかかることが多いため、より背負いやすい「ツーパオ(書包)」が人気になっているのでしょう。
【まとめ】海外でも人気の日本のランドセル
今やランドセルは子どもの持ち物という枠を超えて海外の人や大人も愛用する時代になってきました。
確かにしっかり作られているので丈夫だし、荷物もたくさん入ります。
丸みを帯びたデザインも可愛らしいですね。
色や形を工夫すれば大人のファッションアイテムとして活用できるような気がします。
韓国でもランドセルが流行っているように、今後アジアや世界中でもランドセルが今まで以上に広まるかもしれませんね。
これからの可能性に期待が高まります。