小学校の英語、教科化で時間割はどうなる?2020年から始まる必修化にむけて準備する事とは?

2020年から小学校の英語の教科化が始まります。

この記事では

  • 今小学校に通われているお子さん
  • これから通われるお子さん

にとって、学校の授業数や時間割がどのように変わるのかについて紹介します。

英語を喋れないお子さんが「学校の授業についていけるのかな。」不安な親御さんも多いのは事実です。

そのためにどういった対策をすればいいのかについてもお伝えしていきます!

お母さん
うちの子供も全く英語が喋れないけれど、大丈夫かしら?
コンシェルジュ
小学校の英語の教科化が具体的にどのように行われるのかを知っておけば今から準備できるので大丈夫ですよ!しっかり最後まで読み進めてくださいね。

小学校の英語の教科化は2020年から

文部科学省 英語

文部科学省は2017年2月14日に、小・中学校の学習指導要領改定案を公表しました。

文部科学省が発表したグローバル化に対応した英語教育改革実施計画には2020年(平成32年)の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、新たな英語教育が本格展開できるようにと記載されています。

この英語教育ですが、突然2017年に英語の教科化が決まったのではなく、2002年に総合学習の時間を使って徐々に始まってきました。

2011年からは小学5、6年生で英語活動が年間35コマ(時間)必修となり、現場の先生たちの努力もあり、英語活動の時間は約15年間で小学校に定着してきています。

2020年から始まる英語学習のポイントとしては

  • 小学校5年生、6年生は英語が教科化される
  • 小学校3年生、4年生は週1コマ~週2コマの英語の授業が導入される

の2点が重要になってきます。

では具体的にみていきましょう!

小学校中学年(3・4年生)は英語を年間で35時間

小学校3,4年生の間はコミュニケーション能力の素地を養うことを目的として、学級担任(先生)を中心に英語の授業が行われます。

年間で35時間、週間では1コマから2コマの英語の授業が導入されます。

では、具体的にどういった内容の授業について行われるのかについて紹介していきます!

小学校3年生の英語授業(イメージ)

小学校3年生の授業で実際に学ぶ授業内容は

  1. 数、身の回りの物
  2. 好きな色、好きな物
  3. アルファベットの大文字
  4. 色や形
  5. 身の回りの物
  6. 人・動物

出典:文部科学省

といった内容となっています。

簡単な英語に触れることで、言語や文化によって多様な考え方があることや,外来語を通して英語の音声やリズムなど日本語との違いに気付き,色の言い 方や,好きかどうかを尋ねたり答えたりする語や表現に慣れ親しむ。ことを目的としているようです。

小学校4年生の英語授業(イメージ)

小学校4年生の授業内容は

  1. 世界の色々な挨拶の仕方
  2. 天気と遊び
  3. 好きな曜日
  4. 時刻
  5. 持ち物・文房具
  6. アルファベットの小文字
  7. 学校・教室

出典:文部科学省

を行います。

世界の同年代の子供たちの生活の共通点や相違点を通して,多様な考え方があることに気付くとともに,日課を表す表現に慣れ親しむことを目的に授業が行われます。

小学校高学年(5・6年生)は英語を年間で70時間

小学校 高学年

小学校高学年になると、週3コマ程度まで英語の授業が増え、また教科として認められるので成績表にも記載されるようになります。

年間で70時間。英語を教科として勉強することになります。

この70時間に関しては、他の教科の時間数が削減されることなく、追加で授業時間が増えるため、学校側でも短縮授業を取り入れるなど、時間の確保が課題となっているのが現状です。

小学校5年生の英語授業(イメージ)

小学校5年生(高学年)になると、

  1. アルファベットの文字・自己紹介
  2. 行事・誕生日
  3. 学校生活・教科・職業
  4. 行ってみたい国や地域
  5. 料理・値段

出典:文部科学省

など英語にも場面に応じた丁寧な言い方があることに気付くとともに,家族の呼称や,要求する丁寧な表現や値段を尋ねたり答えたりする表現が分かる。ことをゴールとした英語の授業が始まります。

かなり本格的な内容となってきます。

小学校6年生の英語授業(イメージ)

小学校生活最後の6年生になると、

  1. 自己紹介
  2. 日本文化
  3. 世界で活躍する日本人
  4. 住んでいる町・地域の将来
  5. 職業・将来の夢

出典:文部科学省

など簡単な語句や基本的な表現で話される英語を聞いて, その概要を捉えたり, 簡単な語句や基本的な表現を用いて話すレベルを要求されます。

これらはあくまで授業のイメージですが、予習と復習を行えば、全く英語をしゃべれない段階からでも授業にしっかりついていけると思います。

小学校高学年(5.6年生)の英語の授業では、英語指導力を備えた学級担任に加えて専科教員が授業をすることが多いです。より実践的な英語を学ぶことが可能になります。

小学校の英語教育で時間割はどうなるの?

先ほど、英語の授業は今までの授業と別に新しく導入されるという話をしましたが、「土曜日にも授業があるの?」「帰る時間が遅くなるんじゃないの?」と不安になられる方もおられると思います。

下記の時間割は小学校高学年(5,6年生)の時間割の例です。

出典:グローバル化に対応した英語教育改革実施計画

モジュール授業とは、たとえば45分の授業を15分のモジュール(3分の1)に分け、それが3つ集まって1回分の授業とカウントすることから来ています。

昼休み後と5時間目が始まるまでの時間を利用して、英語の授業を行うイメージです。

上記の時間割ですと

  • 火曜日の6時間目(45分)に英語の授業
  • 月曜日と水曜日と木曜日に15分ずつ英語の授業
  • 金曜日の4時間目(45分)に英語の授業

が組み込まれることになっています。

お母さん
英語の授業が本当に沢山入ってくるのね…
コンシェルジュ
そうですね。毎日英語にふれる機会がある。とプラスに捉えていきましょう!

小学校の英語の教科化で授業も上がる?

英語 教科化 授業

結論から言うと、小学校の英語、教科化が導入されても授業料は上がりません。そのままです。

ただ英語の授業についていくため、また英語の力をレベルアップするために、

  • 「英会話教室(ネイティブ講師)」
  • 「英会話教室(日本人講師)」
  • 「学習塾」
  • 「通信教育・DVD教材・市販教材」
  • 「オンライン英会話」

などで勉強し、その費用がかかることがあります。

学校以外の教育サービスを利用することで、追加で費用がかかるということですね。

小学校の英語の教科化に向けて2019年は移行期に

出典:移行期間中の授業時数調査の結果について(文部科学省)

2020年にむけて、去年の2018年と今年2019年は移行期間として考えられているみたいです。

第3学年、第4学年を見てみると約54%の学校は導入される時間の半分の15時間のみを実施しています。これからの約1年間で35時間に増えていくということです。

ただ、一気に授業が増えてしまうことはお子さんにとっても非常に負担が大きいと思いますので、後々増えていくことを想定して、自宅でも英語に触れる機会を増やしていかれることをオススメします。

小学校の英語の教科化に伴って先生は対応できるの?

英語の教科化が急速にここ1年で進むことによって、生徒であるお子さんだけでなく、教員(先生)も不安を感じていることがあるアンケートで分かりました。

実際60%の教員が「準備などに負担感がある」「学校外の外国語活動に関する研修に参加していない」と調査では回答しています。

文部科学省でも先生の負担を少しでも軽減すべく、子供に教えるために映像資料や音声資料を作成していますが、まだまだ不十分なのが現状です。

また、同時に英語指導力を備えた学級担任に加えて専科教員の積極的に採用していくという話も進んでいますが、全国全ての小学校が採用できるのかどうかということは課題として残っています。

小学校の英語の教科化に向けて備えておけることは?

お子さんにとって新しいことを勉強するのは挑戦的なことですし体力も必要になってきます。

小学校の英語、教科化が実施されることは決まっていますので、それにむけて自宅でもコツコツと勉強を始めること。また、親御さんも英語学習に関する知識をつけることが非常に重要だと思います。

実際に塾に通うのは費用が数万円~数十万円とかかりますので、最近流行ってきたオンライン学習を利用して、勉強を始めることも一つだと思います。

参考になりそうな記事も共有しておきますね。

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