ランドセルを購入する際、ポイントとして押さえておきたいのがその品質と価格のバランスです。
ランドセルといえば革を使用しているため価格が高額になりがちなのが特徴ですが、スドウのランドセルは品質を損なわず価格を抑えたコストパフォーマンスに優れています。
この記事では
について紹介します。
まだランドセルが決まっていない場合は、2021年最新版のスドウのランドセルを紹介しますのでしっかり見ておきましょう!
【ポイント】来年4月入学のお子さま向けランドセルがもう売り切れ?
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スドウのランドセルもオススメですが、今年オススメなのは『山本鞄ランドセル』と『黒川鞄のランドセル』です。
この2種類は2023年工房系のランドセルで男女共にとても人気なランドセルになります。
2022年4月入学のお子様向けのランドセルにも関わらず、黒川鞄はもう9割以上の在庫が売り切れ、山本鞄も売り切れているモデルが出て来ているほど人気です。(2021年5月現在)
今月で在庫がなくなる可能性もありますので、ぜひ今のタイミングで資料請求してみてくださいね!
黒川鞄のカタログはコチラ⬇https://www.kurokawa-kaban.com
山本鞄のカタログはコチラ⬇https://www.kabankobo.com
後藤謙尚(ごとう けんしょう)
よりお子さまに合ったランドセルを知ってもらうために、関西、関東を中心に60社以上のランドセルメーカーを徹底的に分析。実店舗に足を運び、ネットだけでは手に入れられない情報を発信していきます。年長さん向けのお子様をお持ちの方向けに最新情報を届けます。



Contents
スドウとは?
ランドセル業界でも有名なのがスドウです。
スドウのランドセルの特徴は1点1点の商品を職人が手作りしているという点です。
オーダーメイドでそれぞれの好みに合ったランドセルを作っていくことが出来るので、長く使い続けるアイテムとしてうってつけというわけです。
スドウの創立は昭和38年、創業50年以上の歴史のある会社です。
最近では海外製の商品も多く出回っている中、長く使える丈夫で高品質のランドセルを提供しています。
職人だからこそできる品質、職人の経験・感性・指先でしか出来ないもの、これが実感できるのがスドウの革製品です。
他にはない自分だけの革製品、ランドセルをという場合にはこれ以上のものはありません。
スドウのランドセルの特徴とは?

出典:スドウ
おすすめ度:
コスパ | 色の豊富さ | 重量(軽さ) | デザイン | 素材(耐久性) | 50点満点 |
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41点 |
スドウのランドセルの特徴は
- 丈夫で型くずれしない
- 背中に当たる部分にも牛革を使っている
- 180cm80kgの成人でも心地よく背負える構造
- 雨やや汚れに強い撥水加工
- 2段式マグネット錠
- オーダーメイドランドセルが作れる
などが挙げられます。
スドウの商品には人工革を用いている商品ラインもありますが、最高級の牛革を使っても価格がリーズナブルに抑えられているという点は消費者にとってもうれしい点として挙げられます。
そして、スドウのランドセルには、背中に当たる部位に独特のデザインが施されています。
子供の成長に重要な脊髄、背骨、これを保護するようにウレタン素材が埋め込まれているため子供の負担が最小限に抑えられているというわけです。
見た目に背面がT字にデザインされていて、このデザインに魅力を感じて購入を決めるという人も少なくありません。
このT字のデザインを見ればスドウのランドセルだとわかるほど、昔からある独特のデザインです。


スドウのランドセルの価格
スドウのランドセルは全て本革製ですが、コードバンを除き全てのモデルが6万円代です。結論から言うと、相場よりも安い値段になっています。
ランドセルの2023年度の購入金額は、日本鞄協会ランドセル工会の調査によると、平均58,524円です。
最近は多くのメーカーが価格が安い人工革のモデルを発売しているため、本革製のランドセルの相場はこれより2~3万円高いと考えられます。

最も多いのは65,000円以上です
スドウのランドセルは全て本革製であることを考慮すると、コスパは非常に良いと言えるのです。
スドウのランドセルの重さ
スドウのランドセルの重さは、1,430g~1,450gです。
ランドセルの重さは素材によって決まり、重い順に以下の通りです。
- 馬革コードバン:1,300g~1,600g
- 牛革:1,200g~1,400g
- クラリーノ:1,000g~1,200g
スドウのランドセルは牛革製・コードバン製なので、素材ごとに見ると標準的な重さだと言えます。
ランドセルは重さよりフィット感が重要な理由
実際には教科書を入れた状態で背負うため、ランドセル自体よりも教科書の重さによってお子さまへの負担は大きく変わります。
アメリカの研究では、背負う荷物の重さは一般的に体重の10%が望ましいという研究結果が出ています。小学1~3年生の平均体重は約25kgなので、約2.5kg以下が適切な重さだと言えるのです。
ですが、日本鞄協会ランドセル工業会の調査によると、7割近くの小学生は体重の10%以上の荷物を背負っています。

教科書の重量が大きく影響しています。
以上のことから、お子さまの身体に負担を考えたランドセル選びは、
- 身体にフィットするしなやかな素材
- 5~6kgの負荷に耐えられる丈夫な素材
がポイントです。
スドウのランドセルのメリット
(1)背骨を守るこだわりの背裏

出典:スドウ
まず挙げられるのが背骨を守るために作られた背裏のデザインです。
先にも挙げたように子供が成長する上で背骨や脊髄は非常に重要な役割を果たします。
この部位に負担が大きいランドセルであれば使用しているうちに痛みや体のゆがみを強調してしまいます。
小学生の間には女の子でも男の子でも体格や身長が大きく変化します。
それに順応できるだけの品質のランドセル、これを選んでいくことが大切になってくるというわけです。
子供が正しい姿勢で健康的に成長していくために、スドウのT字型の背裏デザインは欠かせません。
背骨を守るようにダブルウレタンの支えがある、これだけでも子供の負担は軽減されていきます。
(2)牛革なのに安い

出典:スドウ
スドウのランドセルのメリットは牛革を使用しているのにも関わらずその価格が安いという点です。
本来、本革を使用したランドセルは人工革を使用した商品に比べて価格が高くなります。
その商品によっても多少の違いは出てきますが、極端なケースであれば数万円単位で費用が変わってくるほどです。
そんな中、スドウの商品は最も高いラインであっても相場に比べて2万円から3万円ほど安くなっています。
牛革だけでなく馬革を使った商品もあるので、購入の際には予算に合わせてチェックしていくのがおすすめです。
馬革を使ったものの場合、他のメーカーであれば10万円近い費用が必要になりますが、スドウの場合には最安6万円台から購入することが出来ます。
(3)豊富なカラーバリエーション

出典:スドウ
スドウの商品の魅力点として豊富なカラーバリエーションが挙げられます。
ランドセルのカラーといえば、代表的なもので赤や黒、青などが挙げられますが最近ではこれら以外にもメーカーごとに多彩なカラーが設けられています。
そんな中、スドウの場合には全部で17色の中から好みのカラーをチョイスすることが出来ます。
ツヤがあるタイプやツヤがないタイプなど、同じカラーでも選択の幅が広がるのでより好みに合った色合いのものをさがすことが可能です。
中でも人気なのがブルーラインのカラーで、同じ青色でもその種類によって色合いに違いがあるのが特徴です。
それぞれの個性に合ったカラーを選ぶことが出来る、これから新生活を始める新入学生にとってはこれ以上の魅力はありません。
(4)オーダーメイドで自分だけのランドセルが作れる

出典:スドウ
スドウのランドセルはオーダーメイド制です。
まず最初に、レギュラーランドセルかカラーランドセルかの選択をします。
基本のカラーをここで選択して追加のオプションを選択しない場合にはこれ以上の手間は必要ありません。
その後、希望する場合であれば背当ての色、かぶせ部分の裏の色、ステッチと金具の色を選びます。
この他にも9項目のカスタマイズ項目があり、それぞれ追加するごとに料金がプラスされていく仕組みです。
こだわりの箇所が多くなればなるほど金額は高くなっていきますが、それによって世界に一つだけの自分だけのランドセルを作ることが出来るのですから決して高すぎることはありません。


(5)安心の6年間保証・ランドセルカバーつき

出典:スドウ
スドウのランドセルのメリットには、6年間の保証・ランドセルカバーがついているという点が挙げられます。
小学校に通っている間何かしらの不都合が出てきても、保証があるというのであれば安心です。
また、雨が降った日や雪の日にもランドセル自体をカバーできるランドセルカバーは小学生には必須アイテムです。
オーダーメイドのランドセルにしっかり合ったカバーがついてくるのですから、これに越したことはありません。
【ポイント】オーダーメイドで作れるランドセルを他にも知りたい場合は?
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スドウのランドセルもオススメですが、『羽倉のランドセル』は工房系のランドセルの中でもオーダーメイドランドセルを作れるブランドとして有名です。
お子様に「6年間安心してランドセルを使ってほしい。」と思われている場合にはオススメのランドセルです。
2021年5月になり本格的にランドセルを探さないと間に合わない時期になっておりますので、ぜひ今月中にカタログ請求をしておきましょう!
羽倉ランドセル公式サイト⬇https://www.hakura-randsel.jp/
スドウのランドセルの注意点
この章では、スドウのランドセルを検討するうえで注意すべき点を2つ解説します。
- 実物を見れる機会が少ない
- A4フラットファイルに対応していない
デメリットを事前に知っておくことで、クレームに繋がるような後悔を防ぐことができます。
実物を見れる機会が少ない
スドウのランドセルは、実物を見れる店舗が工房しかありません。
住所
〒124-0022 東京都葛飾区奥戸2-11-15
営業時間
9:00~18:00 年中無休
電話
03-6657-6097
また、現時点では展示会も行っていないため、オンラインショッピングが主な購入手段になっています。
ですが、店舗を持たない・展示会に出店しないことにより、他メーカーよりも安く本革製のランドセルを提供できているのです。
A4フラットファイルに対応していない

出典:スドウ
スドウのランドセルを購入する上で注意していきたいのがA4フラットファイルに対応していないという点です。
A4フラットファイルが23センチあるのに対してスドウのランドセルは22.5センチしかありません。
ファイルを入れる場合には少し折り曲げて入れるか、ランドセルとは別に手提げ袋を用いるかして対処していきます。
とはいえ、この点さえクリアしてしまえばさほど問題点はないので購入の際には参考にしていくといいでしょう。
スドウ以外のランドセルをお探しの場合は「【2023年最新】口コミで人気のランドセルランキング10選!」もあわせてお読みください。


スドウのランドセルがおすすめのお子さん

出典:スドウ
- 自分専用のランドセルをカスタマイズしていきたいお子さん
先にも挙げたように、スドウの商品はカスタマイズ項目が全部で13項目あります。
革の色から糸や金具の色はもちろん、細部に至るまで自分の希望を取り込むことが出来るので、世界に一つだけの思い入れの強いランドセルが作れるというわけです。
- 東京都に住んでいる、もしくは近隣に住んでいるお子さん
スドウの店舗は全国でも東京の1店舗しかありません。
そのため、実物を見てみたい、実際に担いでみたいという人には不向きな点も出てきます。
東京近郊に住んでいる人であれば、実店舗に足を運んでその使用感を実感することが出来ますし、店舗で詳しい説明を聞きながらカスタマイズが可能になるというわけです。
- 本革の商品をより安く購入したいお子さん
本革の商品は品質が良い分価格も高くなりますが、スドウの場合には相場よりもその出費が抑えられます。
オーダーメイド制なのにもかかわらず費用負担が少ない、これは消費者にとっても大きな魅力です。
スドウの女の子におすすめのランドセル3選


①No.6000L

価格帯 | 60,000円~62,000円 |
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重さ | 約1400g |
ブランド特徴 | シンプルで、コスパに優れたモデル |
中でも女の子におすすめのランドセルはNo.6000L、本革を使用したコストパフォーマンスに優れた商品です。
見た目がシンプルで、ランドセルの中でも定番のデザインが特徴となっています。女の子の場合、ツヤありの赤、もしくはツヤなしの赤、ツヤなしのピンクのカラーがおすすめです。
子供が喜ぶピカピカのランドセルをというのであればツヤありタイプがおすすめですし、成長に合わせた大人っぽい色合いが好みだというのであればツヤなしタイプの色が向いています。
小学校の中でも周りとまったく同じというのは嫌だという場合には、ピンク色をチョイスしてみてもいいでしょう。最近ではピンクや水色などオーソドックスなカラーとは違う色のランドセルも少なくありません。
少しの色の違いで個性をアピールできるのであれば手軽なものです。
②総牛革カラーランドセル

価格帯 | 65,000円 |
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重さ | 約1430g |
ブランド特徴 | 豊富なカラーバリエーション |
総牛革カラーランドセルの商品は、人工革を一切使っていないより高級感のある仕上がりが特徴となってきます。
カラーバリエーションは全部で17色、ランドセル特有のぴかぴかとしたツヤはありませんが小学校6年間を通して長く楽しむことが出来るデザインです。
女の子に特におすすめなカラーは暖色系のピンクやレッド、オレンジで、大人っぽいカラーを選びたいというのであればキャメルやマロンという選択肢もあげられます。
それぞれ、革独特の色合いが特徴となってくるため、まずは子供に実際に聞いてみて、それぞれの好みによりあったものを選んでいくといいでしょう。
③コードバンランドセル

価格帯 | 80,000円~82,000円 |
---|---|
重さ | 約1430g |
ブランド特徴 | 高級感&高品質 |
女の子におすすめのカラーランドセルとして、コードバンランドセルという商品もあげられます。
コードバンランドセルは高級志向の人におすすめの商品で、貴重な馬の腰部分の革が用いられています。
女の子であればツヤありタイプの赤色かツヤなしタイプの赤色がおすすめです。
どちらの商品も革自体の品質が高いので、なめらかできめの細かい質感、染め上がりの美しさを実感することが出来ます。
色の選択肢はカラーランドセルに比べて少ないものの、見た目に高級感があるので、周りと差をつけたいという人にもうってつけです。
スドウの男の子におすすめのランドセル3選
①No.6000L

価格帯 | 60,000円~62,000円 |
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重さ | 約1400g |
ブランド特徴 | シンプルで、コスパに優れたモデル |
男の子におすすめのランドセル、No.6000Lのラインであればシンプルで定番のデザインを楽しむことが出来ます。できるだけ周りになじんだ商品を選んでいきたいという場合にもおすすめです。
男の子の場合にはツヤありタイプの黒色やツヤなしタイプの黒色、ツヤなしタイプの紺色が向いています。定番中の定番である黒色をチョイスするのもいいですし、少し個性を出して紺色を選択するのもおすすめです。
どちらの場合でもスドウならではの背裏のデザインは一緒なので、購入の際には参考にしていくのがおすすめです。カラーだけでなくオプションの追加項目を選ぶことで個性をあらわすのもいいでしょう。
②総牛革カラーランドセル

価格帯 | 65,000円 |
---|---|
重さ | 約1430g |
ブランド特徴 | 豊富なカラーバリエーション |
総牛革カラーランドセルを選択した場合、男の子に向いているカラーはいくつか挙げられます。
ランドセルすべての部位に本革が使用されているので、シンプルなレギュラーラインに比べると価格帯は上がっていきますが、カラー選択の幅が広がるという点を考慮すれば決して高すぎることはありません。
男の子におすすめのカラーであればブルー系やパーブル、グリーン、ブラック系の物が挙げられます。特に、ブルー系の品揃えは豊富でより自分の好みに合ったカラーを見つけることが出来るでしょう。
多少大人っぽいデザインの物を選びたいという場合には、キャメルやマロンのカラーがおすすめです。
見た目に上品さが増しますし、制服や学校の雰囲気によっては魅力がさらにアップしていきます。
③コードバンランドセル

価格帯 | 80,000円~82,000円 |
---|---|
重さ | 約1430g |
ブランド特徴 | 高級感&高品質 |
コードバンランドセルの場合、馬の腰部分からしか取れない希少な革が使用されています。その分価格帯は高くなっていくものの、他にはないキメの細かい革の質感を実感したい場合にはおすすめの商品です。
カラーの選択はツヤありタイプの黒色かツヤなしタイプの黒色、2種類です。
とはいえ、革の品質自体が非常に高いので黒色のシンプルな色合いの方がその魅力を感じることが出来ます。
新入学でより子供らしい印象を大切にしていきたいのであればツヤありタイプがおすすめですし、小学6年生まで長く使っていくことに重点を置くのであればより上品なツヤなしタイプが向いています。
ツヤなしタイプのものは比較的大人向けの色合いとなっているので、あらかじめランドセルを使う本人にも確認をしてツヤありやツヤなしかを選択していくといいでしょう。
【まとめ】スドウのランドセルで特別な一品に
本革を使ったランドセル、特にオーダーメイド制の商品であればその費用負担が大きくなっていきます。
とはいえ、極端に価格が高くなりすぎてしまえば手が出ないという人も中にはいるでしょう。
そんなときにおすすめなのがスドウの手掛けるランドセルです。
1点1点を職人がオーダーメイドで作っていくランドセル、カラーやその他のオプションを自由に選択することで世界に一つだけの商品が仕上がります。
小学生が使用するランドセルは個性が出しにくい商品ですが、カラーやデザイン、材質にこだわることで見た目に周りとの違いを際立たせることが出来ます。
女の子でも男の子でも人気の高いカラーが豊富だという点もスドウの商品の魅力となっています。子供のため、もしくは孫のためにランドセルを購入するという場合には参考にしていくといいでしょう。
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